熱く、己の魂と誇りとを賭け…一筋の光を勝ち取る物語。

■もう何も怖くない Aパート






これは、某所で行われた心の中の会話です。題名のシーンを見ながらご視聴下さい












「あの…スカルさん」


「なあに?」


「型、私なりにいろいろと考えてみたんですけど」


「決まりそうなの?」


「はい」


「どんなステータスにするつもり?」


「でも、あの…もしかしたら、スカルさんには考え方が甘いって怒られそうで」

「私って、昔から得意な狩り方とか、人に自慢できるPスキルとか何もなくて」

「きっとこれから先ずっと、誰かとPT組ませてもらって吸わせてもらってばかりなのかなって」

「それが嫌でしょうがなかったんです」

「でもスカルさんと会って、誰かを助けるために戦ってるの、見せてもらって」

「同じことが、私にもできるかもしれないって言われて」

「何よりも嬉しかったのはそのことで」

「だから私、MEプリになれたらそれで願いごとは叶っちゃうんです」

「こんな自分でも、範囲攻撃が出来るんだって、胸を張って生きていけたら、それが一番の夢だから」



「大変だよ。ラグ死もするし、PTしたりアウドムラしてる余裕もなくなっちゃうよ」


「でも、それでもがんばってるスカルさんに、私、憧れてるんです」


「憧れるほどのものじゃないわよ、私……」

「無理してアイス食べてるだけで、まずくても辛くても

誰もPT組んでくれないし、一人ぼっちでソロしてばかり」

「いいものじゃないわよ。MEプリなんて」



「スカルさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです」


「…そうね。そうなんだよね」


「本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの?傍にいてくれるの?」



「はい、私なんかでよかったら」


「参ったなぁ。まだまだちゃんと先輩ぶってなきゃいけないのになぁ。やっぱり私ダメな子だ」


「スカルさん」


「でもさ。せっかくなんだし、願いごとは何か考えておきなさい」


「せっかく…ですかねぇ、やっぱり」


「装備は装備なんだから、ものはついでと思っておこうよ。

ミストレス中段とか、スレイプニルとか。何だっていいじゃない」



「いやぁ…その…」


「じゃあ、こうしましょう。この魔女をやっつけるまでに願いごとが決まらなかったら

その時はホルグレンに+7のスカルキャップと+8茨を頼みましょう」



「プ、+7?」


「そう。最高に強くて贅沢なお祝いの+7スカルキャップ」

「それで、みんなでパーティするの。私とヴィルさんの、魔導プリコンビ結成記念よ」



「私、+7スカルキャップでMEプリに?」


「嫌ならちゃんと自分で買ってくる」


「はぃ…」




to be continued


■編集語録

もう…何も怖くない!



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